Herbie

観たあと、きっと、なにかが変わりはじめる こころのごちそう映画たち

長年仕事でお世話になっているコピーライターのハービーさん。
月に数回、メールでのやりとりが多いのですが、
いつも決まってメールの最後に近況メッセージをつけてくれて、
私はそのエッセイ(と言っていいと思う)が楽しみで、
ハービーさんのメールはいつもスクロールして最後から読みます。
たとえばね、こんな感じ。(以下、本人に無断掲載) 台風6号が迫っていますが、今夜は呑み会です。
大学時代の4名で集まって新宿『どん底』という店へ行く予定です。
『どん底から這い上がって、がんばろうニッポン』的な一夜になるのでしょうか。
ではではどうぞ、よろしくお願いいたします。

いやぁ猛暑ですね。
夜にエアコンなしで台湾映画などを見ていると、
暑さがいい感じで物語りを盛り上げてくれます。
昨夜は『モンガに散る』というチンピラものを観ました。せつない物語りでした。
ハイボールを呑みながら、ひたってしまい、汗びっしょりにも気づかずでした。
週末には黒澤監督の『野良犬』でもまた観てみようかなって思っています。
あれも、この猛暑と合うと思うんですよね。
ちょっと自虐ネタでした。
ではではどうぞ、よろしくお願いいたします。
というふうに。
そしてこの毎月数回のメールのおまけエッセイから、
知らなかった映画のおもしろさをたくさん教えてもらいました。
季節や世の中の空気、私の言葉などから、
いつも絶妙のタイミングでその心情に合った映画をさりげなく紹介してくれて、
だから映画に出てくる景色やセリフが、もろに心を刺激してしみわたって、
観終わると気持ちが前向きに元気になっていて。
すごいな、映画。
これは占いよりハービーさんのおすすめ映画を一本観たほうが、元気になれるんじゃないの。
まてまて、占いプラス映画で幸せ倍増じゃないの。
いや、占いはともかく映画は観たほうがいいと思う。

ということで、すてきなタイトル通りの映画紹介サイトがオープンしました。
ぜひハービーさんのコメントも映画も楽しんでください。
こころのごちそう映画たち